酸素で植物の力を引き出し、収量30%以上を実現します
農産用酸素水潅水装置
植物の生長には最大原料である「水」と「肥料」が不可欠です。酸素水で潅水することで、土壌過湿と栄養過多を防ぎ、水と肥料を多量に吸収させることができます。酸素で根のエネルギーを高めることで、おいしく、病害に強く、厳しい環境変化にも負けない作物に育ちます。これまでの経験をもとに酸素を活用した栽培方法のノウハウをもっていますので、導入後のアフターサポートなども行っています。
収量30%以上増加
単体重量の増加、生長促進、収穫開始の早期化、収穫期の長期化
秀品率の向上
奇形果の減少、日持ち向上、エグ味の抑制
病害減少
潅水による酸欠を防ぎ、根傷みを防止
肥料をイオン化させ、肥料の溶解促進により肥料焼けを防止
嫌気性微生物・細菌による病害発生を減少
土壌環境改善
水はけ・水持ちのよい土壌に改善
土壌内の酸素は、①作物と微生物によって消費され、酸素不足状態では良好な生育は望めません。酸素濃度を高めると、作物の②水分の吸収量が増え、③肥料吸収量も増加して、④収量が増加します。
①地温と酸素吸収量
地温が上昇すると、根の活性とともに微生物の活動も高まるため、土壌内は大量の酸素が必要となります。
地温15℃と30℃を比較すると、酸素吸収量はトマト約2.5倍、ナス約3.6倍、キュウリ約4.5倍も必要となります。
②作物の吸水量と酸素濃度
土壌内が酸素不足の状態では、根の吸水量は著しく減少します。そのため、酸素不足の状態での潅水は、根傷みを招き、大切な肥料分を吸収しきれないまま流れてしまうことになります。
③肥料吸収量と土壌中酸素濃度の関係
地土壌内の酸素濃度が2%から20%に増加すると、作物の肥料吸収量は窒素2.2倍、リン3.6倍、カリ3.1倍に増加します。
酸素濃度が低い場合は、窒素が選択的に吸収され、窒素過多の作物になり、病害虫に弱くなります。
④地上部重量と土壌中酸素濃度の関係
作物の地上部重量(=収量)は、土壌中酸素濃度に比例します。
酸素濃度が5%から20%になると、収量はナス1.25倍、キュウリ1.4倍、トマト1.8倍、メロン10倍に増加します。
トマト
栽培面積…40a
収量増加 60t → 96t
増益 900万円*
*販売価格は2500円/kgで換算
導入初年度最終増益 644万円
次年度以降増益 894万円
夏イチゴ
導入前 465万円/10a・7か月
↓
導入後 1,500万円/10a・6か月
ナス
冬場でも安定した収量
2月に撮影されたナスの様子ですが、真冬とは思えない着果数です。
好天が続けば1週間で100万円/4.5反以上になった事例もあります。
消毒作業の軽減
土壌内の微生物相が整い、病害が減少します。
排水対策作業の軽減
浸透率が高いため、排水性が改善されます。
耕耘・畝たて作業の軽減
畝たての作業が省略でき、栽培面積も拡大します。
上記の効果は使用年数が長くなるほど効果も高まります。
YouTube 穂栄株式会社